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フィレンツェを中心とするトスカーナ地方は、イタリアでもっとも豊穣な大地。
紀元前10世紀頃からエルトリア人が文明を営み、ついでローマ人が入植して都市の基礎を築きました。
やがて中世に入るとフィレンツェはミラノとローマを結ぶ街道を生かし、
毛織物業を中心にイタリア随一の商業都市へと成長します。
そして豪商として政治の実権を握ったメディチ一族が登場。
ルネサンスの扉を開くことになります。
「花の都」「ルネサンス発祥の地」「町中がひとつの美術館」などといわれる
フィレンツェは、大聖堂(ドゥオーモ)やヴェッキオ宮殿などの古い建築物があり、
世界的な名画や彫刻を集めたウフィーツィ美術館をはじめとして、数多くの美術館があります。
フィレンツェの魅力の多くは、かつてこの町で活躍したボッティチェッリ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ドナテッロ、ミケランジェロ、ブルネッレスキなど
優れた画家、彫刻家、建築家たちによって生み出され、
現代のファッションデザイナーたちの創造性が、そこに新たな魅力を加えています。
要するに、フィレンツェは芸術家によって支えられた町であるといえるでしょう。
ところで、中世・ルネサンス期には、画家、彫刻家、建築家はまだ芸術家ではなく、
それぞれ同業組合に属した職人でした。画家は顔料を使うので、医者・薬種組合の
下部組合員でしたし、石を彫る彫刻家は、石工組合に属していました。
大聖堂の美しい大理石の幾何学模様、宮殿の見事な装飾の正面玄関の扉、
教会の壁や祭壇の装飾、貴族の邸宅で使われた食器類や家具調度品、重厚な建物、バッグ、靴、
ドレス、アクセサリーにいたるまで、中世期においては無名の職人たちのなした業であります。
つまり、フィレンツェは芸術の町以前に職人の町であるといえます。
イタリアのブレシアには真鍮製品の工房があります。
ブレシア・・・ミラノとベネチアの大体中間あたりですね。
家族的な小規模のものから、比較的大きな工場まで様々です。
真鍮は、銅と亜鉛の合金で黄銅ともいいます。
亜鉛の含有率が35%のものが一般的で、その他には、銅60%、亜鉛40%のものを 六・四真鍮といい、
銅70%、亜鉛30%のものを七・三真鍮といいます。
では、これを材料にどのような工程を経て商品が生まれるか、簡単にご説明いたします。
多くの手作業により、ひとつひとつ美しい商品が仕上がっていきます。
伝統的な真鍮製品ですが、近年その市場は縮小傾向にあるようです。
手間がかかるうえ、継承者も減っているのが現状ですが、
根付いたクラフトマンシップが、この先も絶えないことを望みます。